最近のお問合せで多くいただいているのが「空き家の井戸水の浄水」があります。
ここ数年、空き家を購入されてリフォームをし賃貸物件として経営される方が多くなっているようです。比較的お安い物件だと上水道が整備されていない場所が多いため、以前からある井戸水を使用することになります。

空き家の井戸水浄水
画像はイメージです

その場合「蛇口を開けて水が出るか出ないか」の確認だけになるのが多いと思います。井戸水なら「水道代がかかならいから入所者さんもお得」と考えられるかもしれません。
特に上水道で生活されている方は「蛇口から出る水(井戸水)が問題あり」という感覚は持ちにくいのだと思います。

もし入居者さんが入ってから「井戸水が臭い」等の問題がわかる場合はなかなか厄介です。水に対しての苦情をそのままにはしておけないと思います。
浄水装置を導入するにしても、おそらく装置費用は入居者さんは負担されないと思いますので、物件オーナーさんが負担されることになると思います。井戸水の水質を改善する装置はお高いものもありますので、そうなると賃貸経営的な部分で想定外な出費が発生してしまいます。

最初の時点で「水質に問題あり」がわかれば浄水装置を導入して、その費用をお家賃に少し上乗せすることも可能だと思います。

ライフラインで「電気」は契約すれば使えます。基本的に「いい電気・悪い電気」はないと思います。しかし水(井戸水)には「いい水・悪い水」がありますので、物件を購入される際はできる限り水質をご確認いただいたほうがよろしいかと思います。