茨城県~千葉県で多いのが「井戸水の臭気」です。

多くが「硫化水素臭」「硫黄臭」よ呼ばれるガス臭いにおいです。
しかしその中でも微妙に臭気の種類は違うように感じられます。水質検査でも(硫化水素臭)(硫黄臭)(薬品臭)(腐卵臭)と、様々な表現があります。

井戸水の硫化水素臭、硫黄臭

臭気判定は実際に人が臭いをかいで判断しますので、感じ方によって結果が違ってくる場合があります。
また現場では確実に臭気があるのに検査結果は「異状なし」という場合もあります。空気に触れると飛んでしまう臭気もあるかもしれません。

臭気の原因によって対策も違ってきますが、「硫化水素臭・硫黄臭」は基本的には活性炭で除去します。
ただし一般的な活性炭フィルターだと、極端にフィルター寿命が短くなってしまいます。ほとんどが数週間~1ヶ月くらいで飽和になり臭気除去が出来なくなってしまいます。

弊社では「合金フィルター」で井戸水の臭気除去を行っています。

合金フィルターは金属メディアと活性炭で構成された高性能フィルターです。活性炭のみだと短期間で臭気除去が出来なくなりますが、この合金フィルターなら硫化水素臭、硫黄臭を長期間除去可能です。井戸水の水質によっては合金フィルターと他のフィルターを組み合わせて対応する場合もあります。

スピンフィルターと合金フィルターを収納庫内へセットアングルフレームで合金フィルター1本吊り下げ プレフィルターと合金フィルターの組み合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水道が整備されるにしたがって井戸水は少なくなりましたが、地域によってはまだまだ井戸水を使用しているところもあります。
また東日本大震災以降、災害等での断水時に使用できるように井戸が見直されてきています。
かつてはそのまま飲んでいた井戸水でも、飲用水としての水質検査をすると多くの場合が不適合という結果になります。

特に茨城県~千葉県にかけては「硫黄臭」「硫化水素臭」が多いようです。
原因は

 

 

井戸水の水質は地域や深さによって様々ですので、処理の方法もひとつではありません。弊社ではまず水質を見極め、お客様のご希望を伺いながら原水に合った浄水、水質改善をご提案いたします。

■一般的に考えられる井戸水での問題点
 一般細菌原水の一般的清浄度を示す指標です。著しく増加した場合には、し尿,下水,排水等による病原生物に汚染されている疑いがあります。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素窒素肥料や腐敗した動植物、生活排水などが原因と考えられます。
乳幼児ではメトヘモグロビン血症(チアノーゼ症)を起こすことがあります。
鉄及びその化合物異臭味や赤水となり、洗濯物を着色する原因となります。空気に触れることで赤色になります。
マンガン及びその化合物主に地質に起因。浴槽や便器の着色原因。温めることでスケール化して給湯器やエコキュートの詰まりの原因にもなります。
カルシウム,マグネシウム等
(硬度)
硬度が高いと石鹸の泡立ちが悪くなり、また、胃腸を害して下痢を起こす場合があります。水の味にも影響します。硬度分が高いと給湯器(熱交換部)の腐食が発生する可能性が高くなります。
有機物(TOC)数値が高いと汚染プランクトン類の繁殖の疑いがあります。
臭気井戸水で多いのが「硫黄臭」「硫化水素臭」「腐卵臭」。硫化水素やフェノールなどの有機化合物が原因の場合もあります。
色度主に、フミン質(植物等が微生物により分解された有機高分子化合物)や、鉄やマンガン等の金属類です。
濁度主に、管内のサビや堆積物が流出した微粒子で、粘土性物質、鉄サビ、有機物質などです。
pH値7が中性。7より小さいほど酸性が強く、7より大きいほどアルカリ性が強くなります。水の味にも影響します。
ヒ素地殻中に広く分布しているもので、多量に摂取すると、頭痛、嘔吐などの中毒症状がみられます。