原水種別や水質によって問題点や対処法は様々です

「水」と一言で言っても、原水種別(大きく分けて水道水と井戸水)によりその性質に大きな違いがあります。

水道水

日本の水道水は世界的に見ても「安全な水」といえます。しかしその安全を維持するために様々な不安要素を生み出しています。例えば水道水に必ず含まれている「残留塩素」。この残留塩素が有機物等と反応したり、温めたりすることでトリハロメタンを発生させる可能性が高くなります。
また浄水処理の初期段階で投入される「凝集剤(PAC)」なども不安要因のひとつです。

■一般的に考えられる水道水での問題点
遊離残留塩素浄水場で消毒のために添加された塩素で、殺菌や分解してもなお水中に残留している塩素です。
タンパク質を酸化させるため、お肌のバリア機能が弱まり塩素の刺激によってお肌を傷めます。
総トリハロメタン残留塩素が有機物と契合して発生。温めると発生確率が高まります。
発がん性や催奇形性が疑われる環境汚染物質として取り上げられることが多い物質です。
水道本管からの汚れ古い水道本管などから流れ込む汚れ。赤水などを発生させます。
臭気・濁り原水の環境変化等により発生。例えば藻の発生や水不足等。特に夏に発生する場合があります。
凝集材(PAC)浄水場で初期工程で添加する不純物を集合・沈殿させるための薬剤。主にポリ塩化アルミニウムなどが使用されていますが、最近は有機合成高分子凝集材等も使われています。

 

 

井戸水

水道が整備されるにしたがって井戸水は少なくなりましたが、地域によってはまだまだ井戸水を使用しているところもあります。
また東日本大震災以降、災害等での断水時に使用できるように井戸が見直されてきています。
かつてはそのまま飲んでいた井戸水でも、飲用水としての水質検査をすると多くの場合が不適合という結果になります。
井戸水の水質は地域や深さによって様々ですので、処理の方法もひとつではありません。弊社ではまず水質を見極め、お客様のご希望を伺いながら原水に合った浄水、水質改善をご提案いたします。

■一般的に考えられる井戸水での問題点
 一般細菌原水の一般的清浄度を示す指標です。著しく増加した場合には、し尿,下水,排水等による病原生物に汚染されている疑いがあります。
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素窒素肥料や腐敗した動植物、生活排水などが原因と考えられます。
乳幼児ではメトヘモグロビン血症(チアノーゼ症)を起こすことがあります。
鉄及びその化合物異臭味や赤水となり、洗濯物を着色する原因となります。空気に触れることで赤色になります。
マンガン及びその化合物主に地質に起因。浴槽や便器の着色原因。温めることでスケール化して給湯器やエコキュートの詰まりの原因にもなります。
カルシウム,マグネシウム等
(硬度)
硬度が高いと石鹸の泡立ちが悪くなり、また、胃腸を害して下痢を起こす場合があります。水の味にも影響します。
有機物(TOC)数値が高いと汚染プランクトン類の繁殖の疑いがあります。
臭気井戸水で多いのが「硫黄臭」「硫化水素臭」。フェノールなどの有機化合物が原因の場合もあります。
色度主に、フミン質(植物等が微生物により分解された有機高分子化合物)や、鉄やマンガン等の金属類です。
濁度主に、管内のサビや堆積物が流出した微粒子で、粘土性物質、鉄サビ、有機物質などです。
pH値7が中性。7より小さいほど酸性が強く、7より大きいほどアルカリ性が強くなります。水の味にも影響します。
ヒ素地殻中に広く分布しているもので、多量に摂取すると、頭痛、嘔吐などの中毒症状がみられます。

 

地域や水質によって問題は様々です。また項目によっては除去や対応が難しいものもあります。安心・安全のために定期的な水質検査をお勧めいたします。

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